Takeアスリート鍼灸院

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「骨髄負傷」(骨膜の炎症からの違和感)

2015.09.10

G子さんが、左下腿部の妙な違和感が取れないという事でケアにやってきた。
 
私の以前の患者さんで G子さんと同じ症状の女性ランナーM子さん(ベスト3時間11分)がいました。
彼女はレントゲンを撮っても画像にはヒビや、小さな亀裂はなかったのですが、どうしても違和感がとれないので、MRIを撮ってみると、「骨髄負傷」・・つまり骨に炎症があることがわかりました。骨膜の炎症からの違和感です。

G子さんの痛む箇所は彼女と全く同じ場所なんです。

その時のM子さんの症状は軽く足を引きずる感じで、足をかばってしまう状態。
油断して歩くと、カクッと腰から落ちるように力が入らない時があるって言ってました。

そのときの対処法としては、とりあえず強い練習は禁止でゆっくりウォーキング→ゆっくりJOGのみ。水泳はやっていいので、泳ぎと水中ウォーキングはかなりいいでしょう。
日常生活では、しっかりと、あまり左足をかばうような事はせずに、階段等も使って普通に生活する。ストレッチとマッサージを丁寧に日々行うという指示を出し、約1ヶ月で完治しました。

このM子さんの事例も参考にしてリハビリしていって下さい。

裸足感覚の五本指シューズはやめたほうがいいと思います

2015.09.10

五本指シューズはやめたほうが絶対に良いと思います。普通のランニングシューズで練習するようにして下さい。
またフォアフットですが、フォアフット着地は日本人には合わないと思います。福島さんの体型からすると、足裏全体で着地する方が良いと思います。
いまランニング界では前足(フォアフット)から着地する「フォアフット着地」がブームになっていますが、わたしはフォアフット着地は日本人には合わないと思います。
フォアフット着地は基本的に短距離走のフォームで、長距離走のフォームではありません。
スピードがある東アフリカ諸国のランナーは、ほとんどがフォアフット着地をしています。
日本でも元ダイエーの中山竹通選手がフォアフット着地のマラソンランナーとして有名です。中山選手は、東アフリカ諸国のランナーのように速くなりたいと彼らの走りを研究した結果、フォアフット着地を取り入れたのです。
フォアフット着地では、体重の2倍から3倍という着地の衝撃が脂肪層の少ない前足部から広がります。
東アフリカ諸国のランナーも中山選手も背が高くて脚が長く、しかも足腰の筋肉がしっかりしているので、フォアフット着地の衝撃に耐えられるのです。
もともと短距離走のフォームですから、フォアフット着地を会得すれば、スピードアップは可能です。ところが、筋力が乏しい普通の日本人が「フォアフットにすれば速くなれるかもしれない」と付け焼き刃で真似ても、フォアフット着地を会得して速くなる前に故障をするのがオチです。
フォアフット着地では、すねの筋肉(前脛骨筋)とふくらはぎの筋肉( 腓腹筋)に強い衝撃が加わります。
とくに体重が完全に落ちきっていない初心者がフォアフット着地を真似るとすぐに故障します。
2時間6分16秒のフルマラソンの男子日本記録保持者である高岡寿成選手は、中山選手と同じく背が高く脚も長い体格をしていましたが、現役時代はフォアフット着地ではありませんでした。
足腰への負担を少なくして故障を防ぐためには、かかとの少し外側が地面に着いたら、すぐに足裏全体を使って着地するのが合理的です。
速いランナーは着地音がしませんよね。
それは足が地面に着くか着かないかのところで、お尻(大臀筋)や太もも後ろ側(ハムストリングス)の力で股関節を伸展(脚を後ろに上げる動き)させて弾むように走っているからです。
このように音を立てないようなスムーズな足運びを心がけていると、足腰へのストレスが減らせます。
知らず知らず身に付いたフォームがフォアフット着地で、それが自分にとって心地いいというなら、あえて修正しなくてもいいでしょう。
でも、「フォアフットのほうが速そうだから」とわざわざフォアフット着地に修正しなくてもいいです。
着地といえば、シューズ選びも大切です。足に合っているのがいちばんですが、シューズをポイント練習と疲労抜きジョグで使い分けることも重要です。
ポイント練習のようにスピードを出すときは、レースと同じようにソールが薄くて軽いシューズを選びます。
一方の疲労抜きジョグのようにペースが遅いと足が地面に着く時間が長くなり、それだけ負担が増えますから、衝撃吸収力が高いソールが厚めのシューズで走るようにしましょう。
裸足感覚の薄底シューズが流行っていますが、裸足感覚の薄底シューズは衝撃吸収力が低く足腰のストレスが大きいので、ポイント練習でも疲労抜きジョグでも使わないほうがいいと思います。

股関節痛(腿の付け根痛)

2015.09.10

●股関節痛(腿の付け根痛)

股関節が痛む、違和感を覚える…これは股関節、骨盤、鼠徑部の使いすぎによる損傷が考えられ、滑液胞炎、腱付着部の炎症、疲労骨折などが考えられます。
外傷や過剰な使用が原因になっていることが多いのが股関節の痛みなんです。急にランニングやマラソンを始めると、股関節に負担がかかって痛みの原因になるケースがあります。特に柔軟性のない状態であると危険が高まるので、体を動かす前にストレッチやウォーミングアップを十分に行っておくと、症状の予防につながります。
ランナーの場合、痛む股関節周辺の筋肉、特に臀部と大腿部の筋肉の蓄積疲労により股関節部を引っ張りはじめることにより股関節痛を引き起こしている場合が多いです。
この股関節に付着している引っ張り始めた筋肉(お腹や太ももの筋肉)の緊張を和らげて、股関節の負担を軽減させることが痛みを軽減させていくことになります。
どの筋肉を伸ばそうとか、どういうメカニズムで痛みが出ているのかを探る事はとても大事ですが、そんなことを深く考えていると疲れちゃいますから、あまり難しいことを考えずに痛い・違和感のある場所周辺を丁寧にストレッチするのが良いと思います。
相撲の四股を踏む感じの股関節を広げるストレッチなんてとても効果があると思います。

補強トレーニングであれば、とりあえず患部周辺を鍛えるのは痛みがあるうちは逆効果なので控えましょう。
どうしてもやりたいのならば、股関節に負担の掛からない腹筋や背筋などの体幹のトレーニングが良いかと思います。
体幹と臀部と大腿の筋肉は非常に密接した関係にあります。姿勢維持やスピードに重要な役割があります。
体幹が弱いと前後左右のバランスを悪くしますし、大腿・下腿にも負担をかけます。
ただし、体幹を鍛えるトレーニングは大抵大腿の筋肉も少なからず使っていますので、患部に負担がかかっていると感じるようなら、補強も控えましょう。

『橋本病』とは…。

2015.09.10

橋本病」っていうのがあります。甲状腺の病気では機能の亢進症と低下症がありますが、認識として有名なのがバセドー病です。こちらは機能亢進なので身体が普通以上にギアトップで生活しているようなもので、1日が24時間なのに例えれば36時間分を凝縮して生きているような感じで疲れてしまう。ところが逆の低下症も結局は疲れ体質1日が24時間で構成されているのに16時間分のエネルギーチャージしか出来なくてやっぱりモーレツに疲労してしまう感じでしょうか。

橋本病の症状は多種多様で、ほぼ全てに当てはまる人やあまり症状が出ない人など、様々です。

まず甲状腺が腫れる(バセドウ病と違い硬く腫れる)、のどが詰まったような違和感など。そして甲状腺のホルモンが作り出されなくなり、新陳代謝が下がるため、

●むくみが出る●強い疲労感●寒い●体重が増える●皮膚がカサカサになる
●汗が出ない●階段を上ると息切れがする●眠い●何もする気が起きない
●髪が抜ける●前のように運動できない●食欲がなくなる●便秘になる●貧血
●女性は生理のときの出血が増えたり不順になる

など。全体的な印象としては体がとてもしんどい状態にあるということでしょうか。

「とにかく疲れる、しんどい」また、コレステロール値が上がるためその治療を受けている人の中には、橋本病の人が結構診断されずにいるという話もあります。

脊柱管狭窄症が鍼で治りますかとメールで質問を受けた

2015.09.10

脊柱管狭窄症が鍼で治りますかとメールで質問を受けた。
 
それに対して直ぐにメールで返信しておいた。

背骨には神経の通り道である脊柱管と呼ばれる空間があります。
長い年月、背骨は体を支え続けたため、脊柱管がだんだん変形し狭くなってきます。
脊柱管が狭くなると、そのなかを走っている神経が圧迫されて、坐骨神経痛のような下肢の痛みやしびれ、力が抜けるような麻痺が発生します。
また時には残尿感、便秘などの症状が現れることもあります。坐骨神経痛様の症状は、安静時には全く症状が無く、歩き出すと痛みやしびれがでて歩くことができなくなり、一休みすると楽になるということを繰りかえします。
これを「間欠跛行」呼びます。

鍼灸治療で、直接背骨の内部に鍼をアプローチさせるのは物理的に不可能です。
ですから残念ながら鍼灸では痛みがましになる程度で、治ることはないでしょう。

脊柱管狭窄症は脊髄をつつむ骨のトンネルが物理的に狭くなっていく病気だからです。

もちろん、薬でも治りません。
物理的に脊柱管を広げるには手術しかありません。

しかし、症状にもよりますが、この手の症状は投薬や物療を含めた保存療法が一般的で、どこの整形外科医もすぐには手術はしません。
(膀胱や直腸などに障害がおよび排便、排尿障害がある場合は手術した方がよいです)

しかし、脊柱管狭窄症の代表的症状であるしびれや麻痺の原因を、「狭窄」にだけにとらわれずに、むしろ神経圧迫後の血流障害が背景にあると捉えるようにし、つまり、神経はただ通り道が狭くなるだけではあまり神経症状が現れず、神経を栄養している血液の流れが阻害されて、初めて神経伝達に異常が現れるということを考えると、その血流を鍼灸刺激で良くすることを治療の目的にすることで、より症状が改善していくことは確かです。

鍼灸治療では痛みやシビレの軽快に役立ち、飛躍的に日常生活の質が向上する方もいらっしゃいます。
もし鍼灸治療を行うならば、現在行っている治療にプラスして行ったほうがよろしいと思います。