Takeアスリート鍼灸院

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TAKEの部屋

「疲労抜きジョグ」は何時間まで「疲労抜きジョグ」になるのでしょうか?

2015.09.10

 Q…、「疲労抜きジョグ」は何時間まで「疲労抜きジョグ」になるのでしょうか?今のスピードだと1時間で7Km程度になります。これを2時間14Kmや3時間21Kmを続けて走っても「疲労抜きジョグ」になりますか?日曜日は2~3時間程度走るようにしているので、これをゆっくり走って「疲労抜きジョグ」としようと考えていますが、いかがでしょうか?

A…「疲労抜きジョグ」は読んで字のごとく、疲労を抜く為のJOGです。結果距離を踏むことにより疲労を抜きながら且つ地脚を造っていくことになるんですが、筋肉、骨格も人それぞれで、個々人特徴が違ってきます。
つまり個々人への詳しい事は直に筋肉や靱帯の状態を触って診ないことにはハッキリとした適切なアドバイスはできないのです。なぜなら身体は十人十色だからです。当然練習量も十人十色となってきます。
だから私は筋肉を触ってから個々人の特徴を吟味して適切なアドバイスをするようにしています。
仮に月のトータル走行距離が300キロの内、100キロを頑張るポイント練習として200キロが疲労抜きJOGなんです。100キロ走る為の200キロの抜きなんです。この内容をもう一度良く考えてみて下さい。
200キロは疲労を抜く為の大事なJOGなんです。

走るというよりも、疲労を抜く為に、結果この距離になっているということなんです。1対1の割合での100キロで疲労が抜ける上質の筋肉なら100キロでいいんです。勿論こういう人もいますが、普通の人は1対2の割合が多いんです。(ちなみに56歳の私は疲労が抜けなくなってきていて最近1対3の割合がいい感じなので、そのようにしてるんです)
疲労抜きJOGは、疲れを取るって意識しながら走ってください。 疲れを取るってことを意識するのとしないのとじゃ、結果えらい違いだなぁと感じる事だと思いますので…。何に対しても『意識』して行動していくと、結果は良い方向に変わってくるし違ってくると思います。

 

「疲労抜きJOG」って何ぞや

2015.09.10

今日の朝9時からのケアは先日北海道マラソンで初フルを走ってきたBさん。
Bさんはまだ「疲労抜きJOG」ってものを体に殆ど染み込ませて実践してはいないので、この機会にもういちど「疲労抜きJOG」って何ぞやという事を話しておいた。
 
『フルマラソンとか走った後に「疲労抜きJOG」をやってみて、「疲労抜きJOG」ってものを開眼する人が多いんですよね。フルマラソンとか必死に全力で走った後で、物凄く疲れてバリバリになっている身体とかで走るとすると、貴方がいつも大好きでやっているキロ5とかキロ6のペースでは絶対に無理だし、そんなのキツクて嫌でしょう。これは疲れきった体が、どうかキロ8~9のゆっくりのスピードにしてくれって切実に訴えている状態なんです。で…その体の感覚を素直に受け止め対話して、バリバリの体のなかを頑張って無理してゆっくり走ってみると、段々と傷んだ身体に新鮮な血液とリンパが廻ってきて、身体から毒素みたいな感じの疲労物質が体の奥から出てくるような感覚になり、つまり「疲労抜きJOG」することにより、身体が活性化しだして、身体が修復されやすくなるんですよ……』

●ある意固地な叔父さんランナーとの会話●

2015.09.10

●ある叔父さんランナーとの会話●
G男『私、こんなに一生懸命に頑張って練習しているのに、タイムが全然伸びないんです。どうしてなんでしょうか?』
私『どうしてって、貴方は幾ら言っても自分のやり方を変えようとしてない。目標に向かっての方向軸そのものがくるっているからですよ』
G男『折角今までやってきたやり方をなんとか貫き通したいんです』
私『だから間違った方向に行っているのに意固地になって変えようとしない。そういう柔軟性の無い、硬い頭だから伸びないんですよ!』

『疲労抜きJOG』ってそんなに良いんですか?

2015.09.10

患者さんから度々質問を受ける。『疲労抜きJOG』ってそんなに良いんですか?って…。

で、私は笑顔で丁寧にいつもこう答えている。

「『疲労抜きJOG』は、ゆっくり走ることにより、全身の血液循環を良くして身体の疲労を抜きながら、全身持久力を高めてボトムをUPすることにより地脚を強化させ、なおかつ諸々の精神的ストレスを発散させ、肉体的にも精神的にもとても元気になる。っていうまさに『魔法のJOG』なんですよね。」って…(笑)

 
●『疲労抜きJOG』のインプットとアウトプット●
 
『疲労抜きJOG』は言い方を変えれば、元気を身体にインプットしていくJOG。
元気玉(ドラゴンボール)をたくさん溜めて、試合(アウトプット)で思いっきり元気玉(ドラゴンボール)放出すればいいんです。

「骨髄負傷」(骨膜の炎症からの違和感)

2015.09.10

G子さんが、左下腿部の妙な違和感が取れないという事でケアにやってきた。
 
私の以前の患者さんで G子さんと同じ症状の女性ランナーM子さん(ベスト3時間11分)がいました。
彼女はレントゲンを撮っても画像にはヒビや、小さな亀裂はなかったのですが、どうしても違和感がとれないので、MRIを撮ってみると、「骨髄負傷」・・つまり骨に炎症があることがわかりました。骨膜の炎症からの違和感です。

G子さんの痛む箇所は彼女と全く同じ場所なんです。

その時のM子さんの症状は軽く足を引きずる感じで、足をかばってしまう状態。
油断して歩くと、カクッと腰から落ちるように力が入らない時があるって言ってました。

そのときの対処法としては、とりあえず強い練習は禁止でゆっくりウォーキング→ゆっくりJOGのみ。水泳はやっていいので、泳ぎと水中ウォーキングはかなりいいでしょう。
日常生活では、しっかりと、あまり左足をかばうような事はせずに、階段等も使って普通に生活する。ストレッチとマッサージを丁寧に日々行うという指示を出し、約1ヶ月で完治しました。

このM子さんの事例も参考にしてリハビリしていって下さい。