Takeアスリート鍼灸院

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TAKEの部屋

シーズンに向けてのランナーへの一言アドバイス 

2015.09.10

頑張りすぎて疲労が抜けないのに、気持ちでそれをカバーしようとオーバートレーニングに陥っている真面目なランナーが多々見受けられます。でも根性やヤル気だけでは疲労は絶対に抜けません。余計なことをやらないで我慢する事がとても大事なんです。
練習というか、取り組みは「腹八分目の感覚」がとても大事だと思います。無理して疲労を貯め込んだり、暑いのに、寒いのに、苦しいのに、実に痛いのによく頑張ったなぁと、その瞬間の自己満足を得る為に練習してはいけません。
練習は目標というターゲットに対して「点」ではなく、「線」でとらえていくものなのです。
行っている練習内容が何の為の練習かという事を自覚して取り組まなければ、効果が薄いですし、今現在の自分の身体&環境と対話して、その時の練習内容を決めていくことが大事だということなんです。
練習はいつもフレッシュな状態でやる事によって、実力のステップアップが可能なんです。

足の甲に痛みで当院にやってくるランナーが多々いる

2015.09.10

足の甲に痛みで当院にやってくるランナーが多々いる。
疲労骨折しているのではないかと心配してくる人が多いが、ほとんど全ての人が中足骨の腱の炎症からの痛みという場合が多い(疲労骨折の場合は痛くて足がつけなくなる場合が多いので、歩ける程度の痛みなら腱の炎症からの痛みと解釈していいでしょう)
中足骨の腱の痛み、私も何度か経験があるのだが、中足骨周辺の腱の部分って、血行がとても悪いので、ちょっとした腱の炎症でも、なかなか違和感が取れない。
スピード練習で蹴り足を強く使うようになると、どうしても中足骨付近の腱にストレスがかかり、痛みが増大するというメカニズムだ。
ではどうしたらいいかというと、痛みがある今は痛みが出ないような、足を置くような、けっして蹴らないゆっくりJOGを励行していけば、何もしないよりも、血液が廻り、痛めた箇所を修復してくれると思っていいだろう。
今は傷が癒えるまで、普段ないがしろにしがちな詰まらない補強運動&ストレッチがしっかりと出来る大きなチャンス到来と思って、痛みが消えるまでは、補強運動&ストレッチをコツコツ励行していくことが必要ということだ。

●増田明美の解説はどうなんだろう?●

2015.09.01

●増田明美の解説はどうなんだろう?●

今回の世界陸上の女子長距離の解説は増田明美だ。

彼女の解説、彼女独自の視点からかなりよく事前勉強していて、話が上手で、それはそれでとてもいいとは思うのだが…。

選ばれた選手をやたら褒め称える誉め殺しみたいな感じが鼻についてしまうのは私だけではないと思う。

こういう国際大会に、国の代表として選ばれているということは、それだけでもの凄いという事は、俺ら既にわかっているんだけどなぁ…。

彼女、レース中に、その選手の座右の銘の紹介らやその説明、その選手の両親の名前とか兄弟の名前、家庭環境とか…。

自分の折角集めたネタをどうしても発表するんだ的な感じはどうなのかなぁ…。

マラソンとかで、膠着状態での空いた時間にそういうことを話してもいい時間の時は許せるが、(でもマラソンの時にいくらなんでも世界遺産の事細かい彼女からの説明は要らないと思うんだけど…)ともかくトラック競技中にそれは絶対にしないでほしいよね。

昨日の5000m予選の時も、約15分で終わる凝縮した5000mのレース中にそんなことをだらだら喋っていて、レース途中での、その選手の走りの切れとか、余裕度とか、他の選手の位置取りとか、それぞれの最後のスプリント力はどうなのかとか、そういう今、レースしている中で一番聞きたい大事なところはあんまり話していなかった。

これって、喋る時を間違えてないのかなぁ。

最近の高橋尚子の解説も、段々増田明美に似てきている感じがするし…。

余り使われていないが有森裕子の解説は、余計な事いわない冷静な解説と、良い所と悪い所を的確に捉えた技術面での鋭い指摘があるので、聞いていてとても面白いし役に立つのだが…。

あと、世界陸上のTBSのアナウンサーに言いたい。
どうしてそんなに興奮してガナルの?
画面を見ていればわかるのだから、なんであんな大声だしてイチイチ興奮して実況中継するの?
レースの流れってものがあるんだから、ちょっと前に出たくらいでどうしてそんなに興奮するの?

昨日の女子5000m予選のTVを観ていて感じたことを率直に書いてしまいました。(Take)

●走るフォームは人それぞれ。選手の個性を大事にするということは…●

2015.09.01

●走るフォームは人それぞれ。選手の個性を大事にするということは…●

昨日午前中、世界陸上の女子マラソンをライブで見た。
増田明美の予備知識をひけらかす解説と誉め殺し的な解説が私は好まないのとアナウンサーの無駄な絶叫が大嫌いなので、音を極力小さくして映像を食い入るように見た。

日本選手と黒人選手の走力差は歴然としていた中、伊藤舞(31・大塚製薬)が、2時間29分48秒で日本勢最高の7位に入賞し、来年のリオデジャネイロでの自身初となる五輪代表を決めた。
途中何度も集団から遅れながらも、最後まで実に良く粘って7位に入ったのは実に見事だと思う。

画面見ていて感じたのだが、伊藤選手の腕振り、上体がぶれていて実に美しくない。(つまり、初心者みたいで汚い)
力みなく流れるような綺麗なフォームで走る重友、とてもいいテンポでリズム良く走る前田に比べたら、伊藤のフォームは指導者だったら絶対にいじりたくなる、みていてロスの多い実に美しくない腕振りなのだ。

彼女を教えてる河野監督は、伊藤の良い部分、すなわち個性を伸ばす指導をしているんだと思う。
河野監督は言っていた。「伊藤は君原(健二)さんのようだ。伊藤も練習を継続してやりきるタイプ。素質は重友や前田が上かもしれないけど、競技への向き合い方はトップ。派手さはなくても、毎年必ず成長してる」と。
つまり彼女は強い気持ちと強靭な下半身の筋持久力で勝負していくタイプと割り切って指導しているのだろう。
汚い腕振りも個性の一つと考えてあえて修正せずに、終盤の疲労の中、脚の運びをなんとかキープできる筋力を磨く練習をしているのだと思う。

2015年8月の走行距離は360キロでした。

2015.09.01

月は夏休みもありコツコツ360km走りました。
身体の各部を故障&怪我してるので、全てキロ8よりも遅い「疲労抜き&リハビリJOG」になってしまいました。実に無念です。
今は一切追い込むことが出来ない状態です。最後に追い込んだのは7月10日のアトミ練習会だったでしょうか。遥か昔の気がします。一日も早く追い込む練習がしたい今日この頃です。 
(8月追い込んだ日…0日。疲労抜きJOGの日…29日。休走日…2日。)
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<2015年のRUN走行距離>
※ハァハァいう追い込み以外は全てキロ8~9の疲労抜きJOG

1月  230km (追い込み21km…追い込み比率09%)
(追い込んだ日…1日。疲労抜きJOGの日…23日。休走日…7日。)
2月  169km (追い込み62km…追い込み比率36%)
(追い込んだ日…2日。疲労抜きJOGの日…16日。休走日…10日。)
3月  243km (追い込み76km…追い込み比率31%)
(追い込んだ日…4日。疲労抜きJOGの日…22日。休走日…5日。)
4月  262km (追い込み56km…追い込み比率21%)
(追い込んだ日…3日。疲労抜きJOGの日…22日。休走日…5日。)
5月  229km (追い込み32km…追い込み比率13%)
(追い込んだ日…4日。疲労抜きJOGの日…25日。休走日…2日。)
6月  208km (追い込み24km…追い込み比率11%)
(追い込んだ日…3日。疲労抜きJOGの日…16日。休走日…4日。)
7月  237km (追い込み18km…追い込み比率07%)
(追い込んだ日…2日。疲労抜きJOGの日…28日。休走日…1日。)
8月  360km (追い込み00km…追い込み比率00%)
(追い込んだ日…0日。疲労抜きJOGの日…29日。休走日…2日。)

1月~8月走行距離合計1938km(追い込み289km…追い込み比率15%)(236日中、追い込んだ日…19日。疲労抜きJOGの日…181日。休走日…36日。)
(追い込んだ日…08%。疲労抜きJOGの日…76%。休走日…15%。)

月平均走行距離242km(追い込み36km…追い込み比率15%)