Takeアスリート鍼灸院

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おしらせ

腸脛靭帯炎の治療

先日、35歳、ランナーGさんから相談を受けた。

『先月末,クロスカントリーの練習をしたのですが、それ以来右足の付け根から膝にかけて鈍痛があり,身体を捻ると、付け根外側に強い痛みを感じます。先生のところで診てもらえますか。』

それに対してこう返答した。

症状からしてたぶん腸脛靭帯炎でしょう。

腸脛靭帯は腰の骨と足の骨を結ぶ長い靭帯で、膝の外側を安定させる役割があります。
この靭帯は膝の屈伸時に太ももの骨の外側を移動するようになっています。

ランニングでは膝の屈伸が繰り返されることによって、靭帯と大腿骨の間で摩擦が生じ、炎症を起こすことがあります。

この炎症は走りすぎたり、クロスカントリー等の長い下り坂の練習を増やした時とか、シューズや身体による衝撃吸収が不十分であるときに出現します。

オーバーユースが原因で筋肉が硬くなっているので、筋肉の緊張を和らげることが回復につながります。

スピード練習は無理をして故障する前 にやめ、休息日をはさんでから繰り返すことです。

痛いときはアイシングし、ストレッチングを充分にし、靭帯の付着部のみではなく、お尻の筋肉や太ももの筋肉、下肢の筋肉までゆっくりとほぐしていくこと、ともかく十分な休息を取ることが大切になってきます。

是非一度いらして下さい。改善できると思います。