Takeアスリート鍼灸院

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タナ障害

知人がちょっと太り気味の初心者ランナー『タナ障害』となり走るのに支障がでてきて困っていると相談を受けた。

以下メールで返信しておいた。
     ↓
ちょっと太り気味の初心者ランナーなので、きっとまだ走れる脚が出来てないのでしょう。

大腿四頭筋(モモの前の筋肉)に疲れが溜まっていて余裕が無くなり膝の靭帯を引っ張り始めている感じで、これって良くあります。

ちなみにタナとは膝蓋骨(お皿)と大腿骨の間に介在する滑膜ヒダのことをいい、見かけ上、棚に似ている事からタナと呼ばれているんです。
タナ障害の場合、通常膝蓋骨内上方の圧痛がでてきます。

個々の症状としては
①曲げ伸ばしする時に引っかかる感じがする。
②コリッと音がする
③違和感がある
④常に膝まわりが重苦しい
⑤押すと痛い
⑥運動すると痛い等があります。

ケアの方法としては、大腿四頭筋(モモの前の筋肉)が硬くなって固まっている事が多々あるので、太腿内側のストレッチが一番大切です。

痛みがなくなったあとは、スクワット等の筋力強化運動に加え、テーピングや再発予防専用のサポーターの着用を心掛ける必要があります。

痛い時は、その箇所はアイシングし、上部の大腿四頭筋は暖めて血行をよくしていけば、治りが早くなります。

ちなみに鍼と超音波がかなり効きます