『橋本病』とは…。
「橋本病」っていうのがあります。甲状腺の病気では機能の亢進症と低下症がありますが、認識として有名なのがバセドー病です。こちらは機能亢進なので身体が普通以上にギアトップで生活しているようなもので、1日が24時間なのに例えれば36時間分を凝縮して生きているような感じで疲れてしまう。ところが逆の低下症も結局は疲れ体質1日が24時間で構成されているのに16時間分のエネルギーチャージしか出来なくてやっぱりモーレツに疲労してしまう感じでしょうか。
橋本病の症状は多種多様で、ほぼ全てに当てはまる人やあまり症状が出ない人など、様々です。
まず甲状腺が腫れる(バセドウ病と違い硬く腫れる)、のどが詰まったような違和感など。そして甲状腺のホルモンが作り出されなくなり、新陳代謝が下がるため、
●むくみが出る●強い疲労感●寒い●体重が増える●皮膚がカサカサになる
●汗が出ない●階段を上ると息切れがする●眠い●何もする気が起きない
●髪が抜ける●前のように運動できない●食欲がなくなる●便秘になる●貧血
●女性は生理のときの出血が増えたり不順になる
など。全体的な印象としては体がとてもしんどい状態にあるということでしょうか。
「とにかく疲れる、しんどい」また、コレステロール値が上がるためその治療を受けている人の中には、橋本病の人が結構診断されずにいるという話もあります。