疲労抜きJOGのスピードについて。。
あるランナーから質問メールが来た。
以前も同じような質問が来たことがあったので、ここの部分はとても大事なので再度書いておこう。
「夏前のランナーズに秋葉さん(パッキーさん)がキロ6JOGでリハビリRUNして故障を克服したって書いてありました。同じ頃のクリールのタケ先生のコメントに疲労抜きJOGは7~8分が基本って書いてありました。キロ6でも疲労抜きJOGになるんですか?」
「ランナーズに『ぱっきーさん』出てましたね。スピードがとてもある俊足の『ぱっきーさん』だからキロ6が疲労抜きJOGになるのであって、普通のランナーがキロ6で走っても故障は絶対に治らないんですよね。そういう部分の行間も間違わずに読んで欲しいものです。
詳しく説明しておきましょう。「疲労抜きJOG」は、その時の体調によってスピードは全く変って来るもの、つまり体調が良い時は速くなるし、悪い時は遅くなる。
睡眠不足や、飲酒明けの時や、諸々のストレス等でイライラしている時は当然遅くなりますよね。
その体調時に、もし1000mを全力で走るとして、走れるであろうタイムを一つの目安としています。(つまり、パッキーさんはスピードがあり、1000mがとても速く走れるんです)
1000mのMAXのスピードの約2倍位より遅いスピードが疲労が抜けて来易いと考えていけばいいと思います。
つまり、その時の自分の1000mのMAXが3分20秒であろうと考えるランナーなら、6分40秒より遅いスピードが疲労が抜けてくる目安として考えていけばいいと教えています。
この目安、かなりアバウトだな、ホントなのか?信じて大丈夫なのか?と捉える人もいるんですが、ずっと実践しているとかなりのジャストな精度みたいなんですよね。(私の39年間のランニング経験からきています)
逆にこのアバウトさが、堅苦しくなくて肩の力が抜けて妙にリラックス出来て「疲労抜きJOG」&「リハビリJOG」にはとてもいいのかもしれませんね(苦笑)」